Googleアドセンスで稼ぐためには、検索結果で上位表示される記事をたくさん持っておくことが重要です。
検索結果で上位に表示される記事にはかなりのアクセスが集まるため、広告のクリック数も莫大なものになるからです。
では、どうすれば検索結果で上位表示される記事を書けるのでしょうか?
一番基本的な方法としては、検索結果で上位表示される「キーワード」を使って記事を作成することですね。
キーワードを記事タイトルに盛り込み、記事の中にも適度にちりばめることで、Google 検索エンジンからも高い評価を得、結果的に検索結果の上位に表示されるようになります。
だからこそ、『キーワード選定が重要』と口酸っぱく言われているわけですね。
今回はそのキーワード選定について、ぜひ実践したい選定方法をご紹介します。
多少面倒ではありますが、これをやるのとやらないのとでは、結果の出方に大きな差が出てくると思いますよ。
ライバル不在のキーワードを見つける方法
僕が実際に行っている、ライバル不在のキーワードを見つける方法をご紹介します。
作業順序としては以下です。
- 特定キーワードで実際にGoogle検索
- 検索上位のサイトをいくつか確認
- 気になったキーワードをリストアップ
- ★各キーワードの関連キーワードを取得
- ★アクセス需要のあるキーワードを抽出
- キーワードのライバルを調査
こんなに作業あるの!?
と思われるかもしれませんが、ツールを使って行える作業(★が付いている項目)もありますので、全体としての作業量は意外と多くなかったりします。とはいえ、最後の「キーワードのライバルを調査」する作業は、中々骨が折れるものではありますが。
各項目について詳細を書いていきます。
特定キーワードで実際にGoogle検索
ここでいう特定キーワードは、自分が気になったキーワードです。
それは季節に関するものやニュースに関するもの、電車内の広告や雑誌で見かけたものなど、なんでも良いです。
僕の場合は、すでにある程度ブログへのアクセスとそのアクセス解析結果があるので、アクセスがそこそこ集まっているキーワードを探し出してリストアップしています。
アクセスがすでに集まっているキーワードの関連キーワードであれば、アクセスが集められる可能性が高いからです。
検索上位のサイトをいくつか確認
上で選定したキーワードを使って実際にGoogle検索をしてみます。
そして、検索結果上位に表示されているサイトをいくつか実際に見てみて、どのようなキーワードを使ってタイトルをつけているのか?や、記事内の章題に入り込んでいるキーワードにどのようなものがあるのか?などを確認していきます。
また、そのサイトのサイトマップを確認してみるのも有効な手段です。
気になったキーワードをリストアップ
上で見つけたキーワードの中で、気になるものはどんどんリストアップし、メモ帳などに書き出していきます。
この時、1語のキーワードも3,4語からなら複合キーワードもすべて書き出すようにします。
ただ、複合キーワードの方が、よりライバルが少ない可能性が高まりますし、そのキーワードで記事を書いたときに、訪問してくれる読者が求めている内容と、記事で紹介している内容とが一致しやすくなります。その結果、その記事を訪問してくれた方が、記事を最後まで読んでくれる可能性が高くなり、記事の離脱率が下がります。
各キーワードの関連キーワードを取得
ここまででいくつかキーワードをピックアップしたら、そのキーワードの関連キーワードを探していきます。
関連キーワードを探すには、実際にそのキーワードでGoogle検索して、「関連する検索キーワード」欄に表示されるものを探し出しても良いのですが、ここでは、「関連キーワード取得ツール」というものを使用していきます。
このツールを使用すれば、上述した「関連する検索キーワード(Googleサジェスト)」を丸ごとかき集めてくれるだけでなく、そのキーワードに関連した質問サイト(Yahoo!知恵袋や教えてgoo)の投稿も探し出してくれます。
アクセス需要のあるキーワードを抽出
次に、上で抽出した関連キーワードの一覧から、アクセス需要のある(=実際に検索エンジンで打ち込まれる数が多い)ものを選び出していきます。
とはいえ、上で抽出した関連キーワードですが、場合によってはかなりの数になると思います。
これらを一つ一つ、アクセス需要あるかを確認していくことは不可能ですので、ここでも専用のツールを使用します。
このツールで、1か月の検索需要が1,000以上あるものであれば、記事にしたときにそこそこのアクセスを集められると判断してよいと思います。僕の場合は、検索需要100以上のものまで対象を広げて検索しています。
アクセス数は少なくなるでしょうが、ライバルはより減ると考えているからです。
キーワードのライバルを調査
これが結構面倒な作業です。
何をやるのかというと、ここまでの作業で抽出したキーワード1つ1つを Google 検索エンジンに打ち込んで、実際に検索結果を確認するというものです。
検索結果上位に以下のようなサイトがあった場合、そのキーワードを使用して記事を書いているライバルが弱い(少ない)といえます。
- 質問サイト
- 無料ブログ
質問サイトや無料ブログサイトというのは、ドメイン的にあまり強いとは言えず、検索エンジンは独自ドメインのサイトの方を高く評価する傾向にあります。そのため、質問サイトや無料ブログサイトが検索結果の上位に表示されているということは、強力なライバルとなる独自ドメインのサイトが少ないと言えるわけですね。
実際にキーワードで検索したとき、検索結果上位のサイトに、無料ブログの記事や質問サイトの投稿があるかどうかを確認し、キーワードを選別していきます。
そうやって残ったキーワードこそ、ライバルが少ないキーワードということになり、そのキーワードを使用して記事を作成すれば、すぐに上位表示され、アクセスをそこそこ集めてくれる記事になる可能性が高いというわけです。
ここまで作業してきて、やっといくつかのキーワードを選別できると思います。
特に、最後のライバルチェックのところで、かなりのキーワードを間引くことになると思います。
最初の段階で多くの気になるキーワードを見つけていたとしても、意外とライバルが少ないキーワードって見つけにくいんだなって感じると思います(笑)。
僕も最初にキーワード選定をしたときはそうでした。
なので、今は自動でキーワードを集めてくれるツールを開発したり、外注さんにキーワード選定してもらったりしています。
自分以外の機械や人にもできる作業を、わざわざ自分で時間と体力をかけてやることはないですからね。
最後に
今回紹介した方法でキーワード選定をしていけば、ライバルの多いキーワードで記事を作成した揚句、上位表示されずに残念な気持ちになる・・・なんていう事態は避けることができるでしょう。
もちろん、ライバルが少ないキーワードということは、そもそもアクセス需要が少ないキーワードである可能性もあるため、上記の方法で得られたキーワードすべてがアクセスを集めるキーワードであるわけではありません。
その点を注意しつつ、効率的にキーワード選定を行っていけるといいですね。
実は、ライバルが少なくてアクセス需要のあるキーワードを効率的に収集してくれるツールを作成中なのですが、それは、また別の記事でご紹介させていただきますね。
ではでは。
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