2020年も終盤に近付いてきましたね。
今年はコロナ禍ということもあり、仕事や私生活で大きな変化がありました。
将来に対する不安、老後の心配などの問題も、自分の中で再燃したりしました。
僕は2020年10月現在、SBI証券でNISA口座を開設しており、
主に米国株や米国ETFを毎月ちょこちょこと買い増ししている状態です。
ただ今回のコロナ禍のように、世界情勢に大きな影響を与える出来事が
発生してしまうと、相場の上下によって精神的なダメージを受けることが少なからずありました。
狼狽売りしてしまうことはないのですが、自分が選んだ個別株の価値が
下がり続けるのを見るのは辛いものがありました。
そういったこともあって、今後はこういった相場の波に精神を左右されないよう、
自動で資産を積み上げる方向へシフトしたいなと考えるようになりました。
こういった理由から、今回 SBI証券にあるNISA口座を
楽天証券の積立NISA口座へと移行し、個別株中心の投資から
毎月定額で投資信託を積み立てる方針に変えることにしました。
その手続きが多少面倒だったので、備忘録としてここに残しておきます。
NISA口座移行の全体の流れ
NISA口座を移行する全体の流れを以下に記します。
手順は多いように見えますが、各手順はそんなに難しいことはやっていません。
- 楽天証券にNISAスターターキットを送付依頼申請
- SBI証券に電話でNISA口座を他社に変更する旨を連絡する
- SBI証券から金融商品取引業者等変更届出書を送付される
- 金融商品取引業者等変更届出書を返送
- 勘定廃止通知書が発行される
- 非課税口座簡易開設届出書兼非課税口座開設届出書に必要事項を記入する
- の勘定廃止通知書と非課税口座簡易開設届出書兼非課税口座開設届出書をポスト投函
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NISA口座移行手順詳細
各手順について、それぞれ詳細に記載していきます。
楽天証券にNISAスターターキットを送付依頼申請
まず楽天証券に対して、NISA(積立NISA)口座を開設する旨の申請をし、
NISA口座開設に必要なキットを送付してもらいます。
申請してからキットが自宅に送付されるまで、数日から数週間の時間がかかりますので、
まず最初にやっておくのが効率的です。
申請は、楽天証券の個人アカウントにログインしたうえで、
以下画面から申請するだけです。
今回は SBI証券で開設済みの NISA 口座を楽天に移行したいので、
右側の「NISA口座を他社から変更する」をクリックします。
(これまで一度もNISA口座を(他証券会社含めて)開設したことがない場合は
左側の「NISA口座を申し込む」をクリックします。)
下図のような画面になったら、NISA口座開設スターターキットの申し込みは完了です。
数日で以下のようなものが自宅に届きますので、大切に保管しておきます。
SBI証券に電話でNISA口座を他社に変更する旨を連絡する
楽天証券から口座開設キットが送付されるまでの間に、
SBI証券にて「現行のNISA口座を廃止する」手続きを行います。
この手続きによって、「勘定廃止通知書」という重要な書類を発行してもらいます。
SBI証券の場合、NISA口座を他行に移動させるために必要な
「勘定廃止通知書」の発行受付は、電話のみで行っているようです。
そのため、以下の番号に電話をして、勘定廃止通知書発行の申請をします。
ガイダンスに従って対応するだけなので、全然難しくありません。
電話口のお姉さんに、「NISA口座を他行へ移したい」旨を伝えれば、
必要な手順を教えてもらえます。
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SBI証券から金融商品取引業者等変更届出書を送付される
電話で勘定廃止通知書の申請を行うと、本人確認・自宅確認として、
SBI証券から自宅に確認書類(金融商品取引業者等変更届出書)が送付されます(下図)。
金融商品取引業者等変更届出書を返送
記載されている内容に間違いがないことを確認し、右上の提出年月日と
氏名欄に記載の上、同封されている返信用封筒で返送します。
この書類を返送しないと、勘定廃止通知書を発行しれもらえないので注意です。
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勘定廃止通知書が発行される
金融商品取引業者等変更届出書を返送してから1週間程度で、
自宅に「勘定廃止通知書」が送付されます(下図)。
この書類に関しては、特に記載するものはありません。
ただ、後程この原本を楽天証券に送付する必要があるので、大切に保管しておきます。
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非課税口座簡易開設届出書兼非課税口座開設届出書に必要事項を記入する
楽天証券から先に送付されていた、NISA口座開設キットを開けます。
以下のような「NISA口座開設のお手続き」に従い対応します。
個人情報は既に記載済みの状態で送られてきましたので、基本的には
楽天口座から送られてきた「非課税口座簡易開設届出書兼非課税口座開設届出書」にチェックを入れ、
SBI証券から送られてきた「勘定廃止通知書」を揃えて、楽天証券に送付するのみです。
※マイナンバーを楽天証券に登録していない場合は、マイナンバー通知届出書が必要です
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SBI証券の勘定廃止通知書と楽天証券の非課税口座簡易開設届出書兼非課税口座開設届出書をポスト投函
お疲れさまでした。
ここまで来たら、後はスターターキットに同封されている返送用封筒に
「非課税口座簡易開設届出書兼非課税口座開設届出書」と
「勘定廃止通知書」を封入して返送し、証券会社側での処理完了を待つのみです。
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楽天口座で積立NISAを行う理由
ちなみになぜ今回、SBI証券から楽天証券へ NISA口座を移行したのかについて記載しておきます。
結論から言うと
「楽天証券で積立NISAをやると楽天ポイントがガンガン貯まるから」
です(笑)
以下のサイトに記載がありますが、楽天証券で投資信託を積み立てる際に、
楽天カードを用いて決済をすると、毎月最大 50,000 円分の積立分まで
楽天ポイントが付与されます。
つまり、例えば毎月 50,000 円分の投資信託を積立てした場合、
500円の楽天ポイントが付与されてウマウマなのです。
また、楽天ポイントを使って投資信託を購入すると、
楽天で買い物する際に付与されるポイントが増えるのも嬉しいですよね。
・楽天証券で、ポイントを使って投資信託を購入するとポイント+1倍(ポイント投資)
以上の理由から、どうせ積立を行うならポイントがもらえる楽天証券で
やった方がお得じゃん?となったのでした。
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今後の僕の投資方針
備忘も兼ねて、僕の今後の投資方針を記載しておきます。
(もちろん、これが正解!というわけではありませんので、あくまで参考程度にご覧ください)
1,楽天証券で積立NISA 月/33,333円
⇒Slim S&P500 を積立購入
※年間40万までの非課税枠 = 1か月辺り 33,333 円。
2,楽天証券で特定口座 月/16,667円
⇒Slim S&P500 を積立購入
※楽天は毎月 50,000 円まではポイントバックしてくれるため、
積み立てNISA分を除いた金額を楽天証券特定口座で積み立てする
3,SBI証券で 個別株 / ETF
⇒ 基本的に個別株は MSFT などの成長株か、MO などの高配当株、
ETF は QQQ/VOO/VIG/SPTM を余ったお金とその時々で購入。
投資のためのお金を捻出するのが大変かも… ^^;
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最後に
僕は申請が遅かったため、2020年10月にNISA口座移動を申請しましたが、
実際に楽天証券で積立NISA口座を利用開始できるのは 2021年1月からとなりました。
NISA口座の移行は、思い立ったらすぐに対応するのが吉ですね。
本記事を作成するにあたり、以下の記事を参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
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